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  自虐の詩    ☆☆☆☆ 

自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]
(2008/03/14)
西田敏行中谷美紀

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今日は「自虐の詩」を。

阿部寛がちゃぶ台をひっくり返しまくる話かと思っていたが、全く異なる内容であった。

「嫌われ松子の一生」からの流れで中谷美紀=不幸という図式が継承されたような物語に思えるが、落ち着いて観ると案外不幸でもない。本作の彼女は人に愛されているのだ。

「嫌われ松子の~」が不幸への転落、その経過を辿る物語であるのに対して、本作は不幸からの脱却を描く物語だ。

不幸からの脱却という言葉にも少し語弊がある。
正しくは、ままならない現状に価値を見いだす物語だ。

これを喜劇の中で表現しようという試みが、斬新だ。
当然の事だが、中盤以降は笑えなくなる。

ある出来事から振り返る事になる幸江の回想録はもはや喜劇の様相を呈しておらず、天地をひっくり返したような物語の大きな展開は、実は「フロム・ダスク・ティル・ドーン」に近い。


だからこそラストシーンが印象深い。

それがアジャ・コングの起用。
彼女の登場によって映画が一気に喜劇に引き戻された。
押し寄せる感動と共に押し寄せるアジャ。


なんだろうこの感覚。



この物語最大の功労者は間違いなく幸江の旧友「熊本ゴンザレス明美」だ。

「人生から逃げんな!」の台詞にはとにかく痺れた。
見てくれとは裏腹に非常にスピリチュアルな作品だと思う。


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EDIT[2009/02/19 02:48] エイガ☆☆☆☆コメントする:0 

  キサラギ    ☆☆☆☆ 

キサラギ スタンダード・エディション [DVD]キサラギ スタンダード・エディション [DVD]
(2008/01/09)
香川照之ユースケ・サンタマリア

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今年入ってから妙に邦画が多いなあ、という印象。
意識してる訳じゃないのですが、洋画でこれと言ったタイトルが見つからない。

誰かオススメないですか。
(最近は結構人のオススメも観るようになった)

今回は「キサラギ」です。

アイドルオタク5人が自殺したアイドルの死の真相を巡ってあーでもない、こーでもない、と議論をぶつけるお話。

次々と明かされていく驚愕の事実!みたいなのが、すごくいいタイミングで挿入されるのが心地よい。

あ~きっとこいつがこうなんだ、って思ってると、10秒後くらいにピタリ。こっちの推理がビシバシ当たるという、非常に親切設計な推理ものです。

絶妙なヒントがその都度与えられるわけですが、全くと言っていい程、余計なお世話感がない。
最後まで淀みなくピースがカチリカチリとハマっていく感覚が以外と新鮮。

ほぼ全自動ジグソーパズル映画。

観客コントロールがここまで行き届いている作品も珍しいと思います。
丁寧にデザインされた脚本と物語のアングラ具合のギャップが実に素晴らしい。

内容と裏腹に非常に知的な映画だと思いました。



ニコラス・ケイジの「スネークアイズ」を彷彿とさせるエンドロール後の投げかけですけど、あれが必要だったかどうかがあちこちで議論されてるようですが、断然不要派です。
ああいうお遊びって普段なら「どっちでも良いんじゃねぇの?人それぞれだし」って思うんですが、今回は別です。

素敵な物語に水を差すような完全な蛇足だと思いました。
キッパリ。


EDIT[2009/02/18 02:55] エイガ☆☆☆☆コメントする:4 

  香港国際警察    ☆☆☆☆ 

香港国際警察 NEW POLICE STORY コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD]香港国際警察 NEW POLICE STORY コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD]
(2005/08/26)
ジャッキー・チェンニコラス・ツェー

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「香港国際警察」です。

主演はおなじみジャッキー・チェン。

犯人側にもドラマがあるっていうのが、従来のジャッキー映画よりも重厚な感じ。

とあるトラウマにより、中盤までジャッキーがヨレヨレの呑んだくれ、というのも新鮮。
(ブルース・ウィリスの「16ブロック」を思い出した)

犯罪をゲームとしか思っていない若者たちに翻弄され、なかなか活躍出来ない香港国際警察にイライラというか、けっこうハラハラしながら観てたんですけど、途中で犯人グループの正体を突き止めるシーンがあって、その犯人の中に

「ティンティン」

とかいう名前の奴がいて、一気に和みました。


映画と全然関係ないけど「カガ マリコ」がスペイン語だと「糞しろオカマ」という意味だって小学生の時に山ちゃんから聞いたのを思い出したよ、言葉が違うっておもしろいね

ティンティン。


EDIT[2009/02/18 02:54] エイガ☆☆☆☆コメントする:0 

  知らなすぎた男    ☆☆☆☆ 

知らなすぎた男 [DVD]知らなすぎた男 [DVD]
(2006/12/08)
ビル・マーレーピーター・ギャラガー

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「ザ・マジックアワー」ついでに続けて書きます。

ビル・マーレイ主演「知らなすぎた男」。

演劇だと勘違いしたまま、国家レベルの大きな陰謀に巻き込まれる中年男のお話です。

前述の「ザ・マジックアワー」と明らかに違う点は、
・しっかり人が死ぬ事
・主人公が劇中ずっと勘違いし続ける
この2点。

飛んできた弾を偶然よける、たまたま椅子が敵にヒット、など、やや偶然による解決が多いものの、(この辺の強引さが洋画らしくて良い)、物語をテンポよく事件解決まで導く手腕は中々のお手前。終盤の怒濤の展開は必見です。

悩み一つ無さそうなビル・マーレイの容姿が妙にこの映画に
マッチしていてすごく良かった。

ただ、上に挙げた通り、無関係な人も含めて人が死んだりするので、ややブラックジョークではあります。

そういうのが気にならない方にはオススメの一本です。

あとマトリョーシカが好きな人にもオススメです。


追記
以前と比べて映画感想文がかなりの長文になってたので、しばらくアッサリした文を書きたいなぁと思いました。
しかし、思っただけで実践出来るかどうかは解りません。


EDIT[2009/02/18 02:53] エイガ☆☆☆☆コメントする:0 

  ザ・マジックアワー     ☆☆☆☆ 

ザ・マジックアワー スタンダード・エディション [DVD]ザ・マジックアワー スタンダード・エディション [DVD]
(2008/12/03)
佐藤浩市妻夫木聡

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何をこんなに必死で書いてるのか、自分でも良くわからなくなってきましたが、これでようやく溜まってた最初の10本が消化できます。

「ザ・マジックアワー」

三谷幸喜監督最新作です。

彼のどの作品でもそうですが、とにかく台詞回しが上手いです。さすがとしか言いようが無い。

内容としてはビル・マーレイ主演の「知らなすぎた男」の日本版といったところ。


こちらの方がリアリズムにこだわらず、良い意味で荒唐無稽。

だからこそ、佐藤浩市扮するデラ富樫と天塩商会のやりとりが光る。

会話としては成立しても、いくらなんでもあの状況は「普通の映画」だったらぜったいバレる。
(トランポリンとかありえないでしょ)
会話自体の可笑しさに加えて、あれだけ奇妙な状況下でお互い勘違いできてしまうトンマな空気がさらに笑いを誘う。



物語終盤の展開は正直なところ破綻しているというか、はっきり言って僕はつまらないと思ったのですが、それを補って有り余る程、映画序盤の展開はすばらしい。

「緊張感」だけを丹念に拭き取ったような安心感に満ちたこの映画は、間違いなく喜劇作家として自身の最高傑作なのでは、と思う反面、個人的に好きなのは「みんなのいえ」だったりします。


EDIT[2009/02/18 02:48] エイガ☆☆☆☆コメントする:0 

  アーマードマン    採点不能 

溜まっていた未評価作品から消化しているところでしたが、あまりにも昨日ショックな出来事があったので先に書きます。

ironman.jpg

ちょっと前置きから。上の画像をご覧下さい。
左が本家「アイアンマン」。
右が本家に先駆けてリリースとなった「メタルマン」ですね。
これは良くあるパターンですよね。
作品タイトルのフォントや構成をそっくり流用して大作感を出す手法です。

最近加速度的にこの手の作品が増えている気がします。
ビデオショップに通われている方なら結構お目にかかる光景でしょう。

次はこちら。

バトル・ロワイアル外伝 [DVD]バトル・ロワイアル外伝 [DVD]
(2000/12/01)
ビートたけし

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これは少しやっかいなパターンです。
写真が小さいので解りづらいですが、「バトルロワイアル」の横に小さく外伝と書かれています。
DVDの内容は特典映像なんかで付いてくる「メイキング及び作品紹介」といった感じです。
ジャケット裏面をしっかり読めば騙される事もないんですが、ちょっと悪意を感じます。
スポーツ新聞の一面記事の見出しとかでもよく見かける光景です。

○○○○電撃結婚か?」みたいなやつです。

こういう借り手を惑わす類似作品って、作り手の意図から離れたところで行われている事がほとんどだと思うし、こういうのを見かけてちょっと笑ったりするのもビデオ屋での楽しみだったりするんですけど、昨日はちょっと違いました。



で、今回の作品なわけですが、こちら。

アーマードマン [DVD]アーマードマン [DVD]
(2009/01/23)
ロビン・ホフマン

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「装着するは、闇の力ー」このあたりがかろうじて「アイアンマン」を彷彿させるフレーズですけども、どうでしょう、このデザイン。なかなかカッコいいキャラクターじゃないですか。

なびく真っ赤マントと無骨な機械の右腕は「AKIRA」の鉄雄みたいで。
ボディからはみ出たコードなんかも、切られたらまずいんじゃないかとか思うんですが、見栄えを良くする為の無駄な装飾は「現代のアールヌーヴォー」といった雰囲気でなかなかいい味出してます。

さらにこの映画、いままで触れる機会があまり無かったスイスの映画。
このマンガ的なデザインセンスとスイスという国がいまいち結びつかなかったのですが、その違和感が妙に気になってしまって、思わず借りてしまいました。

あらすじはこんな感じ。
テロ組織とレジスタンスの闘争が繰り広げられる街。
職務中事件に巻き込まれ銃弾を受け、さらには全身に火傷を負ってしまった警察官ハリー。
搬送先で人体改造を施され、強靭なパワーを得る事となったが、その記憶は失われていた。

「俺は、一体誰なんだ?」

施設から脱走したハリーは、レジスタンスの女性と出会い、その闘争に巻き込まれていく。

序盤の流れ、「ロボコップ」にそっくりです。






ていうかね、「ロボコップ」にそっくりとかはもうどうでもいいんです。
そろそろお披露目の時間です。アーマードマンさんです。どうぞ。


アーマードマン [DVD]



「俺はいったい誰なんだ?」


…こっちが聞きたいです。

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とくべつコラム「これがアーマードマンだ!」

・記憶喪失
・筋力が強い
・痛覚が無い
・ステロイド剤の副作用で情緒不安定

主な攻撃方法:体当たりとパンチ
主な使用武器:敵から奪った普通の拳銃と地面に落ちてる鉄パイプ
外装の特徴:火傷隠し用。素材はゴム。防御効果は無し。タグ付き。
主な行動:情緒不安定の為、周囲に当たり散らす。急に泣き出す

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

マントもコードも無し。
本編にジャケットの彼は一切登場しません
前述の「メタルマン」なんてまだ良い方だと思いました。
予告編を観たのですが、(奇しくも「アーマードマン」のDVD予告編集に収録)ちゃんとジャケットの赤い人が出てましたから。空も飛んでいたし、ミサイルも撃っていた。


話を戻しますが、物語終盤では敵の幹部も同様の改造(注射)を受けるため、戦闘力はフラットになります。アーマードマンさん大ピンチ。

注目のラストバトル。
薬の副作用により敵が死ぬというハプニングで、なにもせずに勝ってしまいます。
まさかの結末。



上映時間およそ90分。闘いの果てにアーマードマンさんが一言。

アーマードマン [DVD]



「俺達の戦いは始まったばかりだ!」


EDIT[2009/02/16 14:49] エイガ採点不能コメントする:4 

  秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~    ☆☆☆☆ 

秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~ スタンダード・エディション [DVD]秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~ スタンダード・エディション [DVD]
(2008/11/21)
FROGMAN

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いやそれにしても凄い映画だな、と。
いや映画なのか、これ。
というのは前作のレビューでも書きましたね、第2作「私を愛した黒烏龍茶」です。

なんだかこの作品の事を熱く語ってもしょうがない気がするので、久々にサラリと書いて次へ行こうと思います。

この監督のフロッグマンという人は中々おもしろい目線で世の中を観てるなぁ、と、いつも感心してしまいます。
話運びが(お約束な感じも含めて)とても面白い。

前作では「アパートの大家さんが地球という星に関して熱弁を振るうシーン」で不覚にも泣きそうになりましたが、
今作では「弱気な総統を吉田君が説得するシーン」で不覚にも

泣いてしまいました。



活字で書くと冷静になれて良くわかるんですけど、知らない人がこれ読んでも、総統とか吉田君とか大家さんとか、何の話なんだそりゃって感じですよね。


ちなみに
DVD同時収録の「古墳ギャルのコフィー」ですが、こちらも上出来でした。日本の裁判員制度のことが良く解る短編だと思います。



ね、古墳GALって何だよって感じですよね。

暇で暇で暇すぎて耳かき位しかすることがねぇ!のに耳くそすら出ねぇ!っていう人にはちょうどいい暇つぶしだと思います。


EDIT[2009/02/16 00:27] エイガ☆☆☆☆コメントする:0 

  地球が静止する日     

地球が静止する日 (キアヌ・リーブス 主演) [DVD]地球が静止する日 (キアヌ・リーブス 主演) [DVD]
()
不明

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間を空けてしまいましたが、じつは2009年になってから2つ目に観た映画だったりします。

2009年最初の映画はご存知「デビルマン」だったわけで、新年早々ドンヨリした気分になったわけですが、次の日に観たこの映画のおかげで更にドンヨリしました。

古典SFのリメイクなわけですが、僕はオリジナル版を観た事がないので、特に比較などはせずに書きたいと思います。

「地球が静止する日」

ある日、宇宙からでかい球体が飛んで来て、中から宇宙人が出てきて、「今から地球滅びっから!」みたいな事を言って、地球人はそれはもうビックリして、宇宙人を追いかけ回す人や庇う人がいて、地球は静止するのか、しないのか、みたいな話です。

で感想ですが

アヌブスが宇宙人役っていうのはまあなんか解るというか、どの映画でも似たような冷血漢だし、これはまあ良いとして、あ、アヌブスというのはキアヌ・リーブスの事です。(僕が勝手にそう呼んでいるだけのニックネーム)

ジェニファー・コネリーもこういう映画には持ってこいのB級感たっぷりの演技で割と的確かなぁと思ったんですが、問題なのは

キャシー・ベイツ。

こいつが酷い。

「ミザリー」よろしく強烈な演技なんですが、なんか空気読んでないんですよ。
真剣に防衛庁の偉い人役なんかを演じてしまうもんだから、映画から完全に浮いちゃってます。
徹底した悪役ぶりが、「地球人=悪。だから滅ぶべき」という物語の根幹をすごく曖昧にしてる気がしました。
この人さえ居なければ丸く収まるんじゃないかという位、分からず屋で傲慢で、そのくせ使命感だけは人一倍。
(その点、同じイヤなおばさん役でも「ミスト」のマーシャ・ゲイ・ハーデンはすごくちょうど良い演技だった)

この映画でこの人のインパクトを活かせる役があるとすれば、間違いなくそれは「巨大ロボットのゴート」役だったと思います。


「デビルマン」を観た時、もっとちゃんとした役者使えよって思ったんですが、この映画の場合は、もうちょっと手を抜けよ、って思いました。
観客ってわがままですよね。


監督はスコット・デリクソン。
「エミリー・ローズ」は結構良かっただけに、非常に残念な結果です。


EDIT[2009/02/16 00:25] エイガコメントする:0 

  世界最速のインディアン    殿堂入り 

世界最速のインディアン スタンダード・エディション [DVD]世界最速のインディアン スタンダード・エディション [DVD]
(2007/07/27)
アンソニー・ホプキンスクリス・ローファード

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まだ溜まってました。未評価作品。
(週に10本借りてたらそりゃ溜まる。)

「the fall 落下の王国」☆☆☆☆☆
「散歩する惑星」☆☆☆☆
「大脱走」☆☆☆
「トゥモローワールド」☆☆☆☆
「REC」☆☆☆☆


で今回は

「世界最速のインディアン」

タイトルだけ聞くとですね、ナニソレ?って感じだったんです。

すっげー脚の速いネイティブアメリカンがいて、一族を守る為に白人達と激しい徒競走を繰り広げる、みたいな話

だと思ってたんです。
実際はこういう話でした。

1920年型インディアン・スカウトの改造に余念が無いバイク野郎バート・マンロー(67歳 ニュージーランド在住)が死ぬまでに一度でいいからユタ州ボンネビル・ソルトフラッツへ渡米して世界最速記録に挑みたいな~、なんて思っている話。

実話が基になっている話ですが、これをロードムービー仕立てにしたのが大正解。

ド田舎のお爺ちゃんが年金を地道に積み立てたお金で見知らぬ土地に殴り込みをかけるんです。そりゃあいろいろハプニングがあるわけで、この道中のエピソードが非常に素晴らしい。なかなか目的地に着かないのに、イライラしない。

これは、虚実を実にすばらしいバランスで織り交ぜた結果だと思うんです。ノンフィクションに限りなく近いおとぎ話という印象でした。

「実話」から「映画」への落とし込み方がすごく上手い希有な作品ではないでしょうか。

バート・マンローを演じたアンソニー・ホプキンスが凄く良かった。

アンソニー・ホプキンス = ハンニバル・レクターみたいなイメージが付きまとう昨今の世の中ですが、そのイメージを見事に払拭してくれたように思います。

ベストホプキンス賞をあげたいです。


EDIT[2009/02/16 00:24] エイガ殿堂入りコメントする:0 

  ディナーラッシュ    ☆☆☆☆☆ 

ディナーラッシュ スペシャル・エディション [DVD]ディナーラッシュ スペシャル・エディション [DVD]
(2003/04/25)
ダニー・アイエロエドアルド・バレリーニ

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「ディナーラッシュ」です。

イタリア料理の若きシェフが先輩シェフの嫌がらせにもめげず、数々の料理バトルを経て一流シェフになっていく、という話ではありません、あしからず。

とあるイタリア料理店で起こる、とある一夜の群像劇です。


この映画、店に関わっている登場人物一人一人の描き方がすごく自然で印象的で良いんです。

決して長たらしくその人物を追っている訳ではないんです。撮り方が丁寧なんでしょうか、ワンシーンごとの会話運びがすごく的確で、でも決して説明的ではないというか。

雑学王のバーテンダーに、下品な料理評論家、高慢ちきなギャラリストだとか、バイトで生計を立てるアーティスト、ギャンブル狂のシェフに、懐の深い粋なオーナー、、
などなど。

観てからだいぶ経つのに結構しっかり覚えてる。
映画を観たというより、「彼らに出会った」という表現の方が近いかもしれません。

一人一人にしっかりしたドラマがあって、少しずつ、本当に少しずつなんですけど、この大忙しの料理店の中でいったい何が起こっているのかが紐解かれていくんです。


とこれ以上は何も語らず、筆を置きます。
未見の方は是非、あまり情報を仕入れずこの映画をご覧いただきたいものです。

実に清々しくて気持ちの良い映画です。


追記
レンタルショップに一言。
○○○○○コーナーに置くのは、止めた方が良いと思うんですよ。
「あーこれ○○○○○映画なんだ~」と思って観ると面白さ半減だと思うんですけど。そういう映画って結構あると思う。

「チャイルドプレイ」なんかはチャッキー君のかわいいジャケットでキッズコーナーに置いてあった方が間違いなくビビる。親が訴えそうだけど。


EDIT[2009/02/13 23:50] エイガ☆☆☆☆☆コメントする:2 

  ライラの冒険    採点不能 

ライラの冒険 黄金の羅針盤 コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]ライラの冒険 黄金の羅針盤 コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
(2008/07/18)
ダコタ・ブルー・リチャーズ(西内まりや)ニコール・キッドマン(山口智子)

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ライラ、ライラ。ライラ、ライラ。

何を思い出しますか。

アリスの「チャンピオン」ですか
Zガンダムのライラ・ミラ・ライラ大尉ですか
GO!GO!7188の「浮舟」ですか
SHAZNAの「すみれセプテンバーラブ」ですか
それとも
一風堂の「すみれセプテンバーラブ」ですか




はい、今回は「ライラの冒険」です

しゃべる動物をお供にしているライラという女の子が、ややあって北極に行く話ですね。

序盤から猛烈な睡魔に襲われて、あれはもうなんですかね、とにかくすごい睡魔だったと思います。

黄金の羅針盤というのを手に入れて、追っ手に追われながら、いや追っ手に追われるのは当たり前か、追っ手から逃げながら、なんか船に乗り込むんですよ、ライラが。


で、その船っていうのがね、ゾンビの巣窟みたいなところで、ライラは逃げ惑うんですよ船室を。

大ピンチです。

でね、急に天井からシロクマみたいなクマがガオーンて降りて来てですね、ゾンビをガブリ!とやるわけです。
それでね、クマがゾンビに噛み付く度に「うまい!」とか「まずい!」とか感想を言うんです。大体のゾンビが「まずい!」なので相当シロクマはグルメな奴だと思うんですが、途中からライラが居なくなってシロクマ主体で映画は進むんですけど、ゾンビの増加率はすごいですからね、さすがのシロクマも疲れ果ててしまうんです。

そのときにですよ、エレベーターがチンって開いて、中からゾンビと化したライラが「オロォ~ン」みたいな声を上げながらノソノソ出てくるんですよ。
あ~これ「ドーン・オブ・ザ・デッド」のラストシーンに似てるなぁって思った所でエンドロール。

すごい映画だったなぁと思ったんですけど、どうも途中から夢を観ていたみたいでね、どこまでが正しい本編なのかは良くわかりませんが、僕の観た「ライラの冒険」はこんな感じの冒険で幕を閉じました。
みなさんの「ライラの冒険」はいかがなものだったのでしょうか。

ぜひ感想をお聞かせ願いたいものです。

ではでは
EDIT[2009/02/13 23:48] エイガ採点不能コメントする:0 

  ヒストリー・オブ・バイオレンス    ☆☆☆☆ 

ヒストリー・オブ・バイオレンス [DVD]ヒストリー・オブ・バイオレンス [DVD]
(2006/09/08)
ヴィゴ・モーテンセンエド・ハリス

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さあじゃんじゃん書きますよ

昨日の感想文はホントに不甲斐ないものでしたが今日はどうでしょうか。

今回は個人的には久々のクローネンバーグ監督です。

「ヒストリー・オブ・バイオレンス」

所帯持ちトムが、自分の経営する喫茶店に押し入った強盗を華麗に撃退したらヒーロー扱いされて、新聞に顔が載ったんだけど、それが元ではるばるフィラデルフィアという所からマフィアがやってきて、トムの事をジョーイ呼ばわりします。

執拗につきまとうマフィア
「久しぶりだなジョーイ、俺の事覚えてるかいジョーイ、俺だよ俺、フィラデルフィアじゃあ泣く子も黙るリッチー一家の幹部エドハリスだよ、なぁジョーイだろお前、な、ジョーイ、今まで何してたんだ、急に出て行ったもんだからさ、心配してたんだぜ、おい聞いてんのかジョーイ、ヘイジョーイ!」

知らんぷりのトム
「え?誰だよアンタたち。ジョーイ?知らないね、俺はトム、しがない喫茶店のマスターのトムさ、な、そうだよな?お前らなんて知らないしコーヒー頼まないなら帰れよな、もう。ほぅーら帰った帰った」

トムを疑い始める妻
「トム?トムよね、あなた。ジョーイって誰よ?あたちの愛する旦那様はマフィアなんかじゃあないわよね、あたち達の事騙してなんかないわよね?そうだと言ってジョーイ、じゃなかったトム、ねぇ」

幸せだった家庭が次第にギクシャクしはじめる。

はたしてトムはジョーイなのか。
ジョーイはトムなのか。なんなのか。
ジョーイ or トム!?
ねぇ誰か教えて

と、作中にはこんな会話は一切ありませんが、こんな感じのお話です。


ある平和な家族がたどる絆の崩壊、あるいは再生の物語。

クローネンバーグ監督は相変わらずキレがありますね
絶妙なバイオレンス描写。

ヴィゴ・モーテンセンがかっこいい。
ウィリアム・ハートもかっこいい。

ラストシーンも非常に印象的で、なかなか素敵な映画だと思います。

ビデオ屋さんではアクション映画のコーナーに置いてあったりしますが、これは間違いなくヒューマンドラマです。

ちょっとオススメ。

EDIT[2009/02/13 23:47] エイガ☆☆☆☆コメントする:0 

  僕の彼女はサイボーグ    ☆☆ 

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(2008/10/17)
綾瀬はるか小出恵介

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さぁ本日3本目。

「僕の彼女はサイボーグ」です

邦画と思いきや韓国映画なんですかね、これ。
日韓合作なのか?

で、観といてあれなんですけど、感想が出てきません。

もうほんといつもなら言葉がそれはもう土砂降りのよーに降ってくるもんなんですけど、こんな映画はめずらしい。

なんにも出て来ない。

どれくらい出て来ないかというと、これ書き始めてから既に30分が経過しています。





…じゃまぁ、とりあえずあらすじでも…

ジョン・コナーが未来からターミネーターシュワちゃんを送り込んで自分を守らせるみたいなことでしょうか。

とにかく未来から女の子が来て、んで、それがアンドロイドで、男と暮らす話?です






(50分経過)







…すいません
ギブアップ。


EDIT[2009/02/13 03:46] エイガ☆☆コメントする:0 

  リアル鬼ごっこ     

リアル鬼ごっこ スタンダード・エディション [DVD]リアル鬼ごっこ スタンダード・エディション [DVD]
(2008/08/22)
石田卓也谷村美月

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さあジャンジャン書くぞ!

「リアル鬼ごっこ」です。

山田悠介の原作が非文だらけのド低能小説だそうで、あまりの酷さからか、それをまとめたサイトがいくつかあるので興味がある方は検索してみて下さい。かなり笑えます。

で、映画はというと。
全国の「佐藤さん」が佐藤姓が多すぎるという理不尽な理由で追いかけ回され、殺されるという話。

内容は…うん、酷かったです。おわり



それはともかく気になる点が多々あったので挙げちゃおうかなぁ!

「ごっこ」ってリアルじゃないから「ごっこ」って付けるんですよね、そうですよね、だからこれって「リアル鬼ごっこ」じゃなくて

「鬼」だよね、タイトル…。

ていうかさ

鬼ごっこってさ、捕まったらそいつが鬼になるんだよね、そいうルールだよね…。
捕まったら殺されるというのは、ただの狩りですよね。

あとね

この映画、世界Aと世界Bがパラレルワールドみたいな扱われ方していて、Aの佐藤さんが死ぬとBの佐藤さんも死ぬという妙な設定なんです。
たとえばBが現実世界Aの精神世界とかそういう解釈をすればまあ納得出来るレベルの設定なんですけど、終盤で「パラレルワールドは無限にあるのよ」って誰かが言うのです。CもDもEも在ると。へぇ~

でもさ

例えばさ、
世界Aで佐藤さんが死ぬ→B,C,D…でも佐藤さんが死ぬ
世界Bで田中さんが死ぬ→A,C,D…でも田中さんが死ぬ
世界Cでトムさんが死ぬ→A,B,D…でもトムさんが死ぬ
世界Dで以下略
これが無限にあるわけでしょ、


人類滅亡 \(^o^)/


EDIT[2009/02/13 02:55] エイガコメントする:0 

  ウォーター・ホース    ☆☆☆ 

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(2008/08/06)
ブライアン・コックスエミリー・ワトソン

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まだまだ溜まってます。映画感想文。
「アース」☆☆
「知らなすぎた男」☆☆☆☆
「ハンコック」☆
「ヒルズ・ハブ・アイズ」☆☆☆
「ヒルズ・ハブ・アイズ2」☆☆☆
「ハイテンション」☆☆☆
「オープンウォータ-2」☆☆☆
「自虐の詩」☆☆☆☆
「キサラギ」☆☆☆☆
「新香港国際警察」☆☆☆


うーん、文章書くのって面倒、いや難しい。そのうち書きます。


で溜まった物を消化しないといけないのでとりあえずこちらから。

世界でも超メジャー級の未確認生物「ネス湖のネッシー」がモチーフの映画です。

ネッシー裏話みたいな内容です。
様々な憶測が飛び交う噂話って面白いですよね。迷宮入りタイプの話。
三億円事件とか、ゾディアックキラーとか、宇宙人解剖フィルムとか、JFK暗殺事件とかさぁ。
上記いずれも映画のモチーフになっていますけれども。

他に映画化して欲しいのは。グリコ森永毒物混入事件とか観てみたいなぁ
あ!あとツチノコとか。
「TSUTINOKO~太めの蛇~」みたいな感じで。

あー、話が逸れた。
とにかくその時何があったのかという灰色の部分を勝手に推理して物語にしているんですけど、

内容としては

子供が湖岸で卵を拾う
生まれてびっくりウォーターホース
物置でママに隠れて飼育する
大きくなったので湖に返却
大人に見つかったのでさあ大変

こんな感じです。
でどうなったかというのはさておいてこのお話、

「ドラえもん のび太の恐竜」に

似てるなぁ~!

そう、のび太と言えば「のび太」という字がうちのMACちゃんでは一発変換出来ないので、わざわざ「のびふとい」と入力し、太いの「い」を後から消すという作業が面倒くせぇなぁ、って今思ったのですが、あっ話が逸れた

で似てるなぁ~!って思ったんです。特に序盤の流れが。

個人的には「のび太の恐竜」+「タイタニック」+「パンズラビリンス」って感じです。

とはいえ「のび太(あーめんどい)の恐竜」自体がネッシーありきの話だと思うので、別に良いんですけど。

戦争中の出来事なのでけっこう薄暗い話かなと思ってたんですけど、ホラーとかSFとかで居がちな「子供の言う事を信じない大人」みたいな面倒くさいキャラがあんまり居なくて、結構ライトな仕上がりでした。そこは良かった。

観終わってみれば、まあ普通の映画でしたが、そこそこワクワクしたので☆3で。


EDIT[2009/02/13 02:54] エイガ☆☆☆コメントする:0 

  クローズZERO    ☆☆☆☆☆ 

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一つ前でも書きましたけど、映画自体はそこそこ観てたのに、すっかり書くのをサボっています。
いくらなんでも溜め込みすぎたので、ちょっと忘れないように観た映画挙げときます

「ザ・マジックアワー」 ☆☆☆☆
「秘密結社鷹の爪2~私の愛した黒烏龍茶~」 ☆☆☆☆
「地球が静止する日」 ☆
「世界最速のインディアン」 ☆☆☆☆☆
「ディナーラッシュ」 ☆☆☆☆☆
「ライラの冒険」 採点不能
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」 ☆☆☆☆
「僕の彼女はサイボーグ」 ☆☆
「リアル鬼ごっこ」 ☆
「ウォーターホース」 ☆☆☆

一応上記執筆予定という事で。
なんかまだまだある気がするなぁ、やばいやばい。



で、件の「クローズZERO」ですけども、

原作の漫画も読んだ事無いし、そもそもこういう「不良モノ」にすっかり興味を無くしていたので、いくら三池監督の映画だからといっても、ずっとスルーしてたのですが、ほぼ同時期に2人の知人から勧められたのでレンタルしました。

鈴蘭高校の男の子達はとにかく喧嘩に目がない。
本作には授業シーンはありません。
たぶん授業が無いんだと思います。

1時間目~6時間目 喧嘩

時間割はこんな感じなのかな、多分。
自宅の時間割表のマス目には、「喧」の字が一杯だと思います。

そんな鈴蘭高校でも一つ問題があって、それは頂上(「てっぺん」と読んで下さい)をとる男が現れないという頂上不在問題で、いわゆる頂上問題であり、不在問題であります。

そんな群雄割拠の鈴蘭高校を揺るがす事件、それが
「最強の転校生」小栗旬と「鈴蘭で頂上に一番近い男」山田孝之、この2人の戦いです。

まるで「三国志演義」のような壮大な設定ですけど、実際そうなんだもん、仕方が無い。


こっからが大事な話なんですけが、ツッコミ所満載のオバカ映画みたいな書き方してますけど、この映画、

ほんとに面白かった。

三池監督の底力…って一体何度見せつけられたか解らないけど、ホントにすごい。

クライマックスの2人の戦いは、それに至るまでの折り重なる数々のドラマも秀逸、本戦はそれこそ天下分け目の合戦で、とても校庭とは思えない学校の使い方。
スケールでかすぎ。

鈴蘭高校史の教科書があったとしたら、
「2007年 校庭の戦い」
みたいな扱いでしょう、テストに出んぞ、これ!

特にこの映画に文句無し。
あるとすれば、黒木メイサの存在と「デビルマン」で悪評を高めた伊崎兄弟。必要ないわよ、あんたたち!

客観的に観て、歴史に残る名作とは思いませんけど、少なくとも僕の心には残ると思います。

「クローズZERO2~ゼロなのかツーなのか(仮)~」も今から楽しみです。


ところで、僕にこの映画を勧めた知人2人の意見。

鈴木君
「"あの"山田孝之が"何故か"すげぇ格好良く見えた」
亜子
「小栗旬の動きがエヴァンゲリオン初号機だった」


2人とも的確な意見ですね、すばらしい。


EDIT[2009/02/01 01:22] エイガ☆☆☆☆☆コメントする:2 
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