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  問題山積み 「ファーストフードネイション」    殿堂入り 

ファーストフード・ネイション デラックス版ファーストフード・ネイション デラックス版
(2008/09/05)
グレッグ・キニアイーサン・ホーク

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スーパーサイズ・ミー」的なドキュメンタリーかと思いきや、役者使ったドラマです。
精肉工場が舞台であり表面上は「ファーストフード業界バッシング」みたいなドラマのようなんですが、実際は移民問題、環境問題、人権や経済などアメリカ(というより経済大国)の薄暗い部分が渦巻いている映画です。

とある店舗のハンバーガーのパテから大腸菌が検出されたというところから物語は始まるわけですが、そのエピソード自体が今の国家に渦巻いている汚点を暗示する比喩のようにも思えて、非常に重くのしかかる映画でした。

以前取り上げた「ダンサーインザダーク」だとか「ミスト」だとかの「凄惨なラスト」映画って、「重たくて巨大な鉄球を頭上から唐突に落とされた」ような衝撃があるわけですが、この映画の場合、「重たくて巨大な鉄球を目の前にドンと置かれて、”持って帰れ”と言われた」ような気持ちにさせられます。

ドラマ内で取り上げた事は、あくまでも問題点の一側面でしかないわけで、さらにこれがドキュメンタリーではなく、ドラマであるということが、実際の問題がいかに大きな事かというのを物語っているように思います。

脚本が良く出来ていて、ほんとに少しずつ少しずつ傷口を開いて行くようなテンポに引き込まれます。
実際に資本主義の恩恵を受けて生活している自分たちにとっては、避けて通れないような問題が山ほど詰まった文字通りの「問題」作ではないでしょうか。
特に社会人の方は是非鑑賞をお勧めします。

追記
牛の屠殺場のシーンやそれにまつわる事故まであます事無く見せています。ホラー映画でゾンビとかの頭がバーンとなったりするのとは質が違うグロさがあります。
ので、そういうのが無理な人はかなり厳しい映画です。

ちょっとした役で、ハリウッド俳優がチラチラ出てくるのがこの映画唯一の緊張緩和のポイント。(アヴリルにウィリスにイーサンにパトリシアまで。)

監督は「ビフォア サンライズ&サンセット」「スクール・オブ・ロック」のリチャード・リンクレイター。
作風が一定してませんが名作揃い。

そこがすごい。天才です。

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EDIT[2008/09/29 00:43] エイガ殿堂入りコメントする:4 
へえ~監督そうだったんですか。確かに作風ばらばらだ!

でも私、この映画はすごいいいと思った。2度観るのは辛いけど(余りにも真実を突きつけられて辛い)
[ 2008/09/29 21:36 ] [ 編集 ]
圧倒的な重圧感でした。
不思議なもので、ドラマだからこそのリアリティーという気がしました。
伝えたい事は確実にドラマに盛り込んでいる。
すごく良いけど、たしかに2度目は嫌だなぁ
同感です。
[ 2008/09/30 18:52 ] [ 編集 ]
そうなの、そうなの。ドラマ仕立てにしたところがブリリアントでしたよね。余計に登場人物に感情移入しちゃうもん。ポール・ハギスとか、見習えっての。
[ 2008/09/30 22:16 ] [ 編集 ]
ポールハギス!
も社会派って感じですね、結構良い目線で仕事してるような気もしますけど、あたりはずれありますね

この映画と比べるとあとちょっとだけ現実感が物足りない感じがします。
重いようで案外心に残らない感じ。
[ 2008/10/02 23:37 ] [ 編集 ]
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