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  椎名林檎 (生)林檎博'08    ☆☆☆☆☆ 

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厳密には映画ではないんですが。

実材実習で染め物をやっていた頃は「歌舞伎町の女王」ばっかりで、
彫刻棟で木材をノミで削っていた時は「積木遊び」がリフレイン。
バイト前は「丸の内サディスティック」がお気に入りで、
車の免許試験の時は頭の中でずっと「月に負け犬」がかかっていたし、
免許更新に行く時の車のラジオからは「スピカ」が聞こえていた。
卒業制作中の金工工房では奥の作業台から「すべりだい」が鳴り響き、
「幸福論」の神懸かった詩情にあらためて感心したりしていた。

大学時代のちょっとした出来事には必ずと言って良いほど彼女の歌声が付きまとっていて、表現者として同い年では間違いなく一番影響うけた人物で、

でも昨日、眼前にいた彼女が歌いあげた数々の「思い出の歌」は、演者が違うから、とかアレンジが違うから、とかそういう安易な意味ではなく、昔を想起させるような聞き慣れたあの曲この曲とは全くの別物で、

彼女は彼女で、表現者としてたった10年ぽっちの歩みだけではなく、もっと昔の事とかそういうもの全部取りまとめて自分の今を進行形で作りあげているような感覚を覚えた。

これにはさすがに打ちのめされた。
ただただ立ち尽くして聞き入るばかりだった。

そんなこんなで「椎名林檎 (生)林檎博'08 -10周年記念祭-」は、

オーケストラだったり、衣装が小林幸子だったり、包丁を振り回したり、それでリンゴを切ったり、奈落に消えたり、奈落から出て来たり、ステージが回転したり、純平が出て来たり、息子が語り出したり、阿波踊りだったり、

御祭り騒ぎの歌謡ショーで、1人紅白歌合戦で、映画を観るより映画のようだった。

椎名林檎って形容し難いミステリアスなイメージってあったんだけど、こうして実際会ってみると、なんてことない。

なんだろ、ただの神でした。

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EDIT[2008/12/01 15:26] エイガ☆☆☆☆☆コメントする:2 
工場勤めで機械油にまみれていた頃、苦楽と共にいつも彼女の音楽は側にありました。
もう10年も経つのですね…
いまだに表現者として同じ表情を見せる事のない林檎嬢には脱帽です。
久しぶりに映像も見てみるかなぁ。

林檎ちゃんとcoccoと山本美絵(←知ってます?)のヘビーロテしていた頃が懐かしい…
[ 2008/12/02 23:06 ] [ 編集 ]
昔を引きずらないどころか、しっかり消化して栄養にしてる姿勢が素晴らしかった。

10年ってあっと言う間です。
ヘビーローテしてましたよ、僕も。

山本美絵って、なんだか目のすさんだ、もとい情念がこもった感じの方ですよね、数年前に何かで見かけて妙に印象的だったんですけど、ノーチェックでした。

こんど聞いてみよう。


[ 2008/12/03 00:12 ] [ 編集 ]
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