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  自虐の詩    ☆☆☆☆ 

自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]
(2008/03/14)
西田敏行中谷美紀

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今日は「自虐の詩」を。

阿部寛がちゃぶ台をひっくり返しまくる話かと思っていたが、全く異なる内容であった。

「嫌われ松子の一生」からの流れで中谷美紀=不幸という図式が継承されたような物語に思えるが、落ち着いて観ると案外不幸でもない。本作の彼女は人に愛されているのだ。

「嫌われ松子の~」が不幸への転落、その経過を辿る物語であるのに対して、本作は不幸からの脱却を描く物語だ。

不幸からの脱却という言葉にも少し語弊がある。
正しくは、ままならない現状に価値を見いだす物語だ。

これを喜劇の中で表現しようという試みが、斬新だ。
当然の事だが、中盤以降は笑えなくなる。

ある出来事から振り返る事になる幸江の回想録はもはや喜劇の様相を呈しておらず、天地をひっくり返したような物語の大きな展開は、実は「フロム・ダスク・ティル・ドーン」に近い。


だからこそラストシーンが印象深い。

それがアジャ・コングの起用。
彼女の登場によって映画が一気に喜劇に引き戻された。
押し寄せる感動と共に押し寄せるアジャ。


なんだろうこの感覚。



この物語最大の功労者は間違いなく幸江の旧友「熊本ゴンザレス明美」だ。

「人生から逃げんな!」の台詞にはとにかく痺れた。
見てくれとは裏腹に非常にスピリチュアルな作品だと思う。

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EDIT[2009/02/19 02:48] エイガ☆☆☆☆コメントする:0 
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