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  ノーカントリー    ☆☆☆☆☆ 

ここへ来て映画熱がさらにヒートアップ。ちょっと観すぎかも。
お気に入りの監督や女優さんが増えて、毎日ホッコリしてますが、その話はまた後日。

「ハロウィン(2007年度版)」☆☆
「バカのハコ舟」☆☆☆☆
「グエムル ~漢江の怪物~」☆☆☆☆
「リンダリンダリンダ」☆☆☆☆☆(殿堂入り)
「テネイシャス・D ~運命のピックを探せ!~」☆☆☆
「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」☆☆☆
「松ヶ根乱射事件」☆☆☆☆☆
「マシニスト」☆☆☆


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(2008/08/08)
トミー・リー・ジョーンズ

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で、今回はコーエン兄弟(変)監督の「ノーカントリー」です。

ひょんな事からお金を拾ったおじさんが、おかっぱのおじさんに追いかけ回されて、そんな2人を保安官のおじさんが追いかけて、そんな3人をカメラが追いかける映画です。

追って追われてキャッチミー、イフユーキャン状態のこのあらすじだけざっくり書くとコーエン兄弟(変)お得意の変な犯罪映画の様なんですけど、実際の所はすごく重い映画でした。モヤモヤ。

日本人の立場から観て、ベトナム戦争前後の米国の社会背景の縮図、とも言えるこの映画には、最終的には頭で理解出来ても、心では理解出来ない部分がたくさんありました。

ただ、原題『No Country for Old Men』(老人の住む国にあらず)やラストのトミー・リー・ジョーンズの台詞には、すごく普遍性があって、胸にズシンときました。

陽気で単純、ワガママで強引。こんな米国批判の多い昨今ですが、こういう映画を観るとアメリカはアメリカで重い悩みを抱えているようで、同情する余地はたくさんあるような気がします。

モヤモヤしたい人にはオススメ。いるのか、そんな人。


それにしても、まー、あのおかっぱの殺し屋。
屠畜銃でガンガン人や物を撃ちまくるあの人。
僕にとっては、この人観るだけでも十分おもしろかったりするわけです。

素敵な演技でした。
殺し屋アントン・シガー役、ハビリム・ハボリム。ん?違う、

バビエル・バビデブ、ハビハブ・バブデブ?ええと
ハベリム・ビビデル、バビデル?
ハビエル・バルデム?

バビアム?あれ?なんだっけ。

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EDIT[2009/03/31 22:55] エイガ☆☆☆☆☆コメントする:0 
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