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  ブラインドネス    ☆☆☆☆ 

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(2009/04/03)
ジュリアン・ムーアマーク・ラファロ

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ある日突然目が見えなくなったらどーしよー!

「ブラインドネス」です。

主演はジュリアン・ムーア。他にもガエル・ガルシア・ベルナル、伊勢谷友介、木村佳乃とか。

監督はフェルナンド・メイレレス。
最近になってやっと「シティ・オブ・ゴッド」も観たんですけども、すごく撮り方が良いですね、この監督。

白くてカサカサ乾いた感じ

人物への迫り方もすごく雰囲気があって、結構ファンになってしまったかもしれません。

で、世界中の人が突然盲目になっていくというお話ですけども、
予告なんかだと「ミスト」「ハプニング」みたいな、ホラーかなサスペンスかなって雰囲気でしたけども、全然違いました。

どちらかといえば盲目世界をシミュレートした擬似ドキュメンタリーといった感触で、楳図かずお先生の「漂流教室」よろしく、極限状態ならではの人格破綻者が幅を利かせる収容所で、唯一盲目にならなかった女性を通して、人間のイケナイところを延々見せられるのですが、

すごく良かったのは
この女性、「目が見える」=「無敵」っていうアドバンテージをあけっぴろげに使わない所でしょうか。
あたしが、あたしが、って感じでグイグイ引っ張る人じゃなくて、
後ろからそっと人を支える人物だったことです。

彼女が絶えず観察者として裏方に回ってくれているおかげで、映画の空気が殆どダれずにピンと張ったままでいてくれている。
逆に言うとその緊張感にすごく恐怖も感じる訳です。


この手の映画って、どっかのおバカな監督が撮ったら、それこそ

実は謎のウィルスが盲目の原因だった
とか
実はブルース・ウィリスが盲目の原因だった
とか
実はもう一人目の見える人間が出て来て、さぁ大変
とか 
その時突然霧のむこうから謎の怪物が現れた ギャオオン
とか
宇宙から飛来した謎の物体Xのせいで地球が静止しそうなので、ブルース・ウィリスと愉快な仲間達が隕石を壊しに行ってきます
とか
そんな中未来からやって来た殺戮機械が僕やオカンを殺しに以下略
とか
実は冒頭でブルース・ウィリスは死んでいた
とか

まあそれはそれでおもしろそうなんだけど
そんな訳のわからない展開にでもなってしまいそうですからね、あくまでもシミュレートに徹した撮り方のおかげで、かなり映画としてのレベルが高まっていたように思います。


なにより凄かったのは伊勢谷友介のセリフ読みで、日本人役の日本人が日本語で喋ってるのに日本語字幕が付きます。
まあ木村佳乃のセリフにも字幕は付くんですけど、伊勢谷の場合、確かに字幕が無いとゴニョゴニョ何言ってんのか解らないんです。
不憫です。


んで、最初に目が見えなくなる伊勢谷くんですが、

「め、目が、目が、ゴニョゴニョ」って

お前はムスカか



「今日の類似作品」


特命警察 盲目刑事 [VHS]
 いったいどんな捜査をするんだろう。
見えない都市 (河出文庫)
 イタロ・カルヴィーノ著。すっげー面白い。珍しく真面目にオススメ。

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EDIT[2009/06/11 02:45] エイガ☆☆☆☆コメントする:0 
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